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「どうぶつ通信」ネコちゃん版5月号★ネコちゃんとのお出かけ★

2014/05/01(木)どうぶつ健康通信

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★もくじ★


○キャリーバッグに慣れよう


○車に乗る時の注意点


○もしも脱走してしまったら…


○お出かけに連れて行けないとき


○STOP熱中症「車において行かないで!」


 


ネコちゃんとのお出かけ


担当獣医師:関根



「ゴールデンウィークにネコちゃんと一緒にお出かけしたいのですが、


どんなことに気を付けたらよいでしょうか?」


この時期、動物病院でよく聞かれる質問です。


これからの季節、連休やお休みが増えてお出かけする機会も増えてきます。


普段お散歩に行かないネコちゃんでも、


一緒にお出かけできれば楽しいですよね。


お出かけ好きになってくれると動物病院への通院も楽にできます。


今回は、ネコちゃんとお出かけするときに大事なポイントと、


一緒に連れていけないときの対応法をご紹介します。



◆◇◆◇◆キャリーバッグに慣れよう◆◇◆◇◆


「キャリーバッグを使うのは動物病院に行く時だけ」


という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そうすると、ネコちゃんは「キャリーバッグに入る=イヤなところへ行く」


というイメージを持ってしまいます。


キャリーバッグに入ったらごほうびをあげる、入れたまま近所をお散歩するなど、


小さいころからのトレーニングでキャリーバッグに入ることに慣れてもらいましょう。



◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆車に乗る時は・・・◆◇◆◇◆


まずは車に慣れて、好きになってもらうことが重要です。


最初は止まっている車の中で遊ぶことから始めて、


近距離、そして遠距離のドライブへ。


運転中にネコちゃんを自由にしてしまうと、


思わぬ事故につながる可能性があります。


運転中は、キャリーバッグに入れましょう。


また、乱暴な運転は激しい振動につながり、


ネコちゃんが落ち着かなかったり、車に酔ってしまいます。


急発進・急ブレーキをしないよう、人にもネコちゃんにも優しい運転を心がけましょう。



◆◇◆◇◆もしも脱走してしまったら◆◇◆◇◆


旅先の慣れない環境では、些細なことでも、ネコちゃんがパニック


を起こし、脱走してしまうかもしれません。


万が一の脱走に備え、住所や連絡先がわかるように、


名札の付いた首輪を、しっかり付けておきましょう。


また、保護されている可能性もあるので、


近くの動物病院に連絡するとよいでしょう。



◆◇◆◇◆お出かけに連れて行けないとき◆◇◆◇◆


あまりお外に出たことのないネコちゃんや、


お出かけ嫌いのネコちゃんを無理に外出させることはストレスになります。


「連れて行かない」という選択肢もあることを忘れないでくださいね。



1.ペットホテルにお泊まり


長い間おうちを空けるときは、


動物病院やペットホテルで預かってもらいましょう。


普段と違う環境で過ごすことになるので、


いつも与えているごはんやおやつを持っていきましょう。


大好きなおもちゃや飼い主さんの匂いのついたクッションやタオル、


いつも使っているトイレなどもあると快適に過ごしてくれますよ。



2.お留守番


1~2日の短い旅行なら、おうちでお留守番することもできます。


ネコちゃんはなわばり意識の強いどうぶつなので、住み慣れた我が家が一番です。


おうちでお留守番してもらう場合は、危ないものは片づけ、


ごはんやお水をたっぷり用意しておきましょう。


また、この時期は思っているより気温が上がりやすいので、


熱中症対策のためにエアコンを快適な温度に設定して出かけましょう。


1日1回程度、信頼できる人に様子を見に来てもらうことができれば、より安心ですね。


ネコちゃんはとってもデリケートなどうぶつです。


一緒にお出かけするときも、お留守番をしてもらうときも、


ネコちゃんがリラックスできる環境づくりを心がけてあげましょう。



【おでかけについて詳しくはこちら】


http://www.anicom-page.com/labo/2009/10/post-282.html



◆◇◆◇◆「車において行かないで!◆◇◆◇◆


だんだん暑くなるこの時期、熱中症にも注意しましょう。


車でお出かけ中、「わが子を車において、ちょっと買い物へ」は絶対にしてはいけません。


外気温が23度でも車内は49度に、ダッシュボードの上は


71度にもなると言われています。


エアコンをつけていても、40度近くに上昇することもあります。


「暑い!」「行かないで!」とどうぶつたちは伝えることができません。


車にどうぶつをおいて出かけるのは、たとえ数分でも絶対にやめましょう。



【熱中症対策はこちらから「STOP熱中症プロジェクト」】


http://www.anicom.co.jp/stopheatstroke/