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「どうぶつ健康通信」ワンちゃん版7月号★ 夏は「咬みつき事故」に気を付けよう!

2014/07/15(火)どうぶつ健康通信

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★もくじ★


○実際にどんな事故が起きているの?


○事故から愛犬を守るために気を付けたいこと



『夏本番!熱中症にも警戒を』


http://www.anicom-sompo.co.jp/special/images/asnews_006.pdf



夏は咬みつき事故に注意!


担当獣医師:高濱



7月を迎え、本格的な夏がやってきます。


花火大会やお盆、バーベキューなどイベントが盛りだくさん。


しかし、人がたくさん集まるところには注意が必要です。


ワンちゃんが、初めての人や場所に緊張してしまって


思わぬ事故が起こることも。


お出かけの多い夏は「咬みつき事故」にご注意ください。



◆◇◆◇◆実際にどんな事故がおきているの?◆◇◆◇◆


実際に起きた事例をご紹介いたします。



【大型犬 5歳】


■散歩中にスーパーに立ち寄り、愛犬を入り口に繋いでいたところ、


通りかかった人の手に咬みついてしまった。


その結果、しびれが残るような神経障害を負わせてしまった。


支払保険金の額:約110万円(被害者への治療費など)


その他にも


「知らない人が愛犬をなでようとした時に咬んでしまった」


「家の前を通りがかった人に、飛びかかってけがをさせてしまった」や


「お散歩中に近づいてきた子供に咬みついた」


などの事故が多くみられます。


身近に潜む油断が大きな事故につながる可能性がありますので、十分ご注意ください。



◆◇◆◇◆事故から愛犬を守るには・・・◆◇◆◇◆


飼い主ひとりひとりが事故を未然に防ぐ意識を持つことが最大の予防策です。


「わが子はおとなしいから絶対に咬まない」と


思っていても、突然触れられると驚いて咬みついてしまうことがあります。


小さなお子様もかわいいワンちゃんを前にすると、


頭をなでようと、つい手を出してしてしまうケースが多いですよね。


でも、ワンちゃんは、急に頭をなでられて、強い不安を感じているかもしれません。


人がワンちゃんの頭をなでようとするとき、


ワンちゃんから見ると、頭の上に突然人の手が出てくることになります。


そのため、「頭を叩かれるのでは」と感じたワンちゃんが、


自己防衛から攻撃してしまうこともあるのです。


わが子が知らない人に突然触れられることのないよう


飼い主である私たちが十分注意してあげましょう。


また、わが子だけではなく、初対面のワンちゃんに接するときには配慮が必要です。


ワンちゃんの目線までしゃがみ、優しく名前を呼ぶなどして、


声を掛けるところから徐々にスキンシップを取りましょう。


そしてなでる際にはゆっくりと、頭より低い位置から手を出すよう心がけましょう。


その他にも、おもちゃで遊んで興奮しているときや、


知らない人が周りにいて緊張しているときには


本能的に人を咬んでしまうことがあります。


お散歩中や外出の際は、リードをしっかり持つのはもちろん、


目を離さないように注意しましょう。


そして、急に触ろうとする人には「ちょっと待って!」と


声をかけて、触り方を教えてあげる勇気が大切です。


どうしても咬み癖がある場合は、マスク(口輪)を装着してあげることで、


わが子を事故から守ることができます。


事故を未然に防ぐことで愛犬と楽しい夏の思い出を作りましょう。



【咬みつき事故の事例】


http://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_130422.pdf#page=3